育児ストレスについてでは、はじめに、育児はどう変わったか(1)、育児はどう変わったか(2)、力を抜いて、社会人再々デビューを紹介しています。

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育児ストレス

子育ては親育てである。

そんなふうによく言われたものです。

確かに育児を通して、学ぶこと、考えさせられることが数多くあり、親、家族はたびたび悩み、解決を迫られ、その度に成長していきます。

それはすばらしい体験であり、生き甲斐にもなる・・・それも事実ではありますが、その中で感じる苦しさをストレスに感じることも少なくはありません。

子供といる時間を楽しんでいるような人でさえ、気づかず疲れていることが多いのです。身体的にも精神的にも。

子育てはとてもとても長い旅のようなものです。

我が子が生まれた瞬間から始まり、終わりのない長い・・・。

旅の途中ではつらく、苦しいことがたくさん出てくるでしょう。

そんな時、イヤになったり旅を続ける自信を失ったりするかもしれません。

でも、やーめた!と投げ出すこともできないし、かといって、自分だけでそのストレスを抱え込んだり、たった一人でするものでもないんです。

ちょっとつらくなった時、そんなつらさを少しでも和らげ、子どもといる時間を暖かく、楽しいものにできるようにするために私たちは何をしたらよいのでしょうか。

ふと一息ついて、一人の時間にこれを見た若いお父さんお母さん、会社から帰ると子供はもう寝ちゃっているよ、という働き盛りサンも、孫とはしばらく会っていないぁというおじいちゃんにおばあちゃんまで。

みんなが読んで、考えてくれるといいな、と思います。

働きながら子どもを持ち、共稼ぎ?専業主婦だけど働きに出ようかしら。

いやいやうちで家事に子育てはそれだけで大変な仕事なんだから。

いろいろな境遇、いろいろな考えがあっていいんです。

みんなで話し合いましょう。

育児は個人を超え、国境を越えた大事な事業なんですから。



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昔、と言ってもほんの数十年前まで、育児と言うと女性の仕事でした。
お母さんがおうちにいて、赤ちゃんを生み育て、お父さんは遅くまでお仕事して・・・。
うちの中にはおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に住んでいて、嫁姑の軋轢も嫁のストレスも少なくなかったとは思いますが、女たちが子育てを始めうちのことを全てつかさどっていました。
おむつも替えたことがないお父さんだって結構いたようです。

そして今は・・・

核家族、一人っ子と言う言葉すら、古めかしく聞こえるほど、いまや当たり前のこの時代。
わずらわしい反面、家事労働を分担してくれた姑はもういません。
若い夫婦は二人で協力して家事をこなし、共稼ぎで家計を支えるようになりました。
女性が外で働くのも当たり前、男性が家事をするのも当たり前の時代です。
女性は大学を出、就職して社会に出ます。男、女関係なく残業もしますし、飲み会もあります。
実家で暮らし、結婚するまで、ご飯を炊いた事もない人もいると思います。一人暮らししたって、自由でやりたいことだけする生活です。
ストレスがたまったら、ゴルフに旅行・・・だったでしょう。
結婚してからも家に入ったりせず、仕事を続けます。

そして、出産です。

出産は、女性しかできません。それに続く授乳も母乳であれば他の人は代わってあげることは出来ません。
職場の理解が得られれば、産前産後休暇や育児休暇を利用する事が出来ますが出来なければ退職、という選択しかありません。
事実、妊娠期間を含め、その後の育児期間を考えたら、子育て支援といえば聞こえはいいでしょうが、よほどの規模がない限り、企業の負担も少なくないでしょう。
仕事を休み、あるいは辞めて、出産、育児が始まります。

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赤ちゃんのいる生活はもちろん喜びの毎日です。まだ小さな弱い産声、かわいい寝顔。親子は癒し癒され暮らします。
少し大きくなると笑い顔を見せてくれます。毎日成長を感じて、うれしくなるものです。
反面、育児は24時間営業です。夜でも朝でも泣けば起きてあやし、ミルクを与えます。昼間だって小さいうちはゆっくり買い物する暇すらないこともあります。
その時、家族が助けてくれるなら、協力して子育てをするのなら、その負担は減り、楽になるでしょう。
また、赤ちゃんの成長の喜びをともにし、話し合うことが出来たなら、苦労をねぎらってくれるなら、苦労も楽しい思い出話に変わるでしょう。
現実、その役を買う伴侶は仕事に追われ、家庭で時間が取れない事が多く、まともに話をする時間も持てません。
うるさい姑でも時には良い話し相手になってくれました。わずらわしいくらい育児を手伝ってくれたでしょう。
おまけに今までは2人でやってきた家事は家にいるものの仕事になるでしょう。
日中うちの中に赤ちゃんと二人きり、話し相手も話をする時間もなくては育児に喜びよりストレスを感じるようになるのは当たり前です。

また、赤ちゃんとの暮らしが始まる前、男性と同等に働いてきた女性には別の苦悩もあります。
自分が社会から、離れていることによる孤立したような気持ち、復職に対する不安。自分が置いていかれるような気持ちになる事もあるでしょう。
そして、話し相手を見つけようと、公園デビュー。ここでもまわりのお母さんとの距離や付き合い方で、悩みを持つ事が多いようです。
とくに仕事人間だった人は、ずっと専業主婦やってきた人に偏見やら意見の違いやらで、グループに溶け込めない人もいますし、素直に泣き言とか言えないことも。
時として、プライドも邪魔になるんです。

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核家族、閉鎖的な社会。そこでストレスとうまく付き合いながら、育児にどう取り組んでいけばよいでしょう。
それにはたった一つの答えは存在しません。
でもヒントはあなたの廻りにたくさんあると思います。
会社の仕事と子育ては違うのだとまず認識しましょう。
何もかもはじめての生活、子育て、他のお母さんたちとの交流。
出来なくて当たり前だと開き直る事です。

・家事も子育ても完璧にやろう、出来ると思っていませんか。
疲れることだってあるし、全部得意な人なんていません。まあまあ上手にこなしているような人だって、きっとどこかで手をぬいています。
苦手なものがない人なんて見た事ないです。ほんとに今必要な事以外、明日にしましょう。

・頼ったり、愚痴をこぼすのが悪いって思っていませんか。
家族だって、みんなあなたに頼って生活しています。
帰ってきて、ご飯が用意してあるなんて、お風呂もわかしてあるなんて、脱いだ洋服を洗濯してもらえるなんて・・・まだまだありそう・・
あなたに頼りっぱなしじゃないですか!

・みんなの赤ちゃんです。
あなたの赤ちゃんではありません。みんないいことも悪い事も責任も家族で背負うのが当たり前だと大きな声で言いましょう。
また、社会全体で背負うべきも忘れてはいけないんですよね。
また、たまには人に預けて自分の時間を持った方がいいです。お金をかけたって得るものは大きいはずです。

・育児は仕事、評価は子供の行動ではなく、あなたの対処にくだります。
赤ちゃんが泣いても、大きくなっていたずらしても、あなたが悪いのではないのです。
あなたは大人として常識ある行動をとればいいのです。
あなたの社会人としての評価が上がります。

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再デビューではありません。お母さんになった時にもうひとつのデビューを果たしていると考えています。育児から学んだ事も生かしていきましょう。
自信を持って職場に復帰、新たなやり甲斐を見つけましょう。今、大人として一段とパワーアップしたあなたを阻むものはありません。
社会も実戦経験のある大人の女性を必要としています。
そんなお母さんたちを支援する制度もたくさんあります。
保育園やサポート制度、ここだってたくさんのお母さんの職場でもあります。
保育園の先生だって子どもを預けて働いている人がたくさん、だからみんなあなたの仲間です。
幼児期に家庭以外にこどもを預けて働く事に抵抗を感じたり、異論を唱える人もいます。
3歳児神話とか、信じますか。3歳までは家庭で育てるのが望ましいという。
人に預けて働く事は悪い事ですか。
私はそうは思いません。感情論ではなく、現実的に。
保育園や保育ママ、子育てサポート、学童保育。これらは確かに家庭で十分な保育が出来ない子を預かると謳っています。
もちろん、その通りです。“その時間帯”はうちで保育できないから預けるんです。だからって、ずっとじゃない。
お迎えに行く、うちに帰る、そして夜ご飯やお風呂。その間はずっとまた子育てです。あなたが子どもと顔を合わせた時から、また育児が始まります。
たとえ短くても子どもと接する、それがあなたの子育てです。
限られた時間だからこそ、その時間を大切にする、それがすべてです。もしかしたら仕事で感じたストレスを癒してくれるのは子どもかもしれません。
そして子どもにいらいらさせられてもあなたには仕事もあります。それぞれの場で感じるストレスをもう一方で解消できる、賢い育児スタイルが出来るかもしれません。

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